同じ情報を、2つの形で

CSV も JSON もプレーンテキスト形式です。テキストエディターで開き、アプリ間でやり取りし、データを保存できます。違うのはデータの表し方です。

CSV は表を表します。1件のレコードが1行になり、セルはカンマで区切られます。通常、見出し行に列名を記載します。JSON はオブジェクト、リスト、文字列、数値、真偽値、null を表せ、必要に応じて入れ子構造にもできます。

name,company
Alex,Studio North
Sam,Orbit
[
  {"name": "Alex", "company": "Studio North"},
  {"name": "Sam", "company": "Orbit"}
]

どちらの例にも同じ2件のレコードが入っています。形式そのものに正確さの優劣はなく、次に読み込むシステムに合わせて選びます。

単純な表には CSV を選ぶ

CSV は連絡先一覧、調査データの出力、各行が同じ列構成のシンプルなレポートに適しています。表計算ソフトやインポートツールで広く対応され、目で確認しやすい形式です。

シンプルさには注意点もあります。CSV はデータ型を定義しません。値を文字列、数値、日付のどれとして扱うかは、読み込むアプリが決めます。列を文字列としてインポートしないと、00123 のようなコードが 123 に変わることがあります。

値の中のカンマにも特別な処理が必要です。North, Inc. という会社名は、セル全体を二重引用符で囲みます。囲まれた値の中に二重引用符がある場合は、2つ重ねます。適切な変換ツールなら自動で処理します。

構造化データには JSON を選ぶ

任意の項目、タグのリスト、入れ子の住所情報を持つレコードには JSON が便利です。オブジェクトなら、すべてを長方形の表に押し込めずに、その関係を表せます。

Webhook の送信データやアプリの API でもよく使われる形式です。受信側が求めるスキーマを必ず確認してください。正しい JSON でも、連携先が受け付ける構造とは限りません。

CSV を JSON に変換する際は、どの列を文字列のままにし、どの列を数値や真偽値にするか決めてください。識別子は元の表記を保つため、文字列のままにします。

利用先を考えて変換する

JSON 配列を CSV に変換するには、まず列の組み合わせを固定します。欠けた項目、null、入れ子のオブジェクトの扱いも決めてください。入れ子の住所は列を分け、リストは別の表にする必要があるかもしれません。

API のレコードを確認するには便利ですが、往復変換は無損失ではありません。JSON に戻しても元の型は復元されず、存在しない項目と null も区別できません。後で完全な構造が必要になる可能性があれば、元のファイルを保管してください。

シンプルなルール: 次のツールが求める形式を選び、インポート後に1件のレコード全体を確認してください。ファイル形式は受け渡しの一部にすぎません。項目名、型、必須の値も重要です。

元データが Web ページなら、WebAct が表示中の情報をファイルに抽出する手助けをします。有料の連携機能では、完了したタスク結果を Webhook ワークフローへ送ることもできます。後続の操作につなぐ前に、結果と受信側のスキーマを確認してください。

このガイドに役立つツール

無料の Web サイト表抽出ツールを見る →。WebAct の拡張機能とアカウントが必要です。Free には毎月25回の自動化タスクが含まれ、提供元の制限が適用されます。

WebAct チーム執筆。製品の動作は現在の実装に基づきます。ブラウザー提供元の利用制限やサイト側の制約は引き続き適用されます。